母子健康手帳には、妊婦健康診査(妊婦健診)や乳幼児健康診査(乳幼児健診)などの各種の健康診査や、訪問指導・保健指導などの母子保健サービスを受けた際の記録、予防接種の接種状況についての記録がなされます。赤ちゃんの時期だけでなく、小学校に入るまで使い続ける、成長の記録の手帳となります。
妊娠中は、健診のたびに血圧、体重、尿検査の結果などをこの手帳に記録します。体重が増えすぎていないかどうか、血圧が上がっていないかどうかについて、医師や助産師といっしょに確認しましょう。外出先で具合が悪くなった場合には、かかりつけ以外の産婦人科を受診しないといけないこともあります。遠方にでかける場合には、母子健康手帳を必ずお持ちください。
お子さんが生まれてからも、体重や身長などの成長の様子や予防接種などについて記録します。これらの情報はお子さんが大きくなってから必要になることもありますので、手帳は大切にとっておきましょう。